今年度の「東九州メディカルバレー構想推進大会」を下記のとおり開催いたします。 

大分県から宮崎県に広がる東九州地域には、旭化成メディカル(株)、メディキット(株)等、血液・血管関連の医療機器メーカーの生産拠点が立地しており、血液・血管関連の医療機器産業では世界有数の開発・生産拠点となっています。
こうした医療機器産業の集積の下、平成22年10月には、両県の産学官が共同して「東九州メディカルバレー構想」を策定し、半導体や自動車、精密機器等の産業集積により蓄積された技術基盤、大学の研究開発・人材育成など、地域の持つ特長を医療分野に活かす取組を進めています。平成23年に指定を受けた国の「地域活性化総合特区」については、平成29年3月に再認定を受け、看護・介護・福祉機器分野も含めた裾野の広い医療関連産業のさらなる集積を促進しています。 

最近では、各メディアに取り上げられるような新たな製品化や、海外へ展開する企業も続き、これから一層の集積が期待されています。
「東九州メディカルバレー構想推進大会」では、本構想の目的や取組を県内外に向けて広く情報発信することを目的に毎年開催しており、本年度は下記のとおり開催しますのでお知らせします。
医療関係者、医療関連産業への新規参入、一層の取引拡大を目指す、あるいはご興味を持たれている企業の方々の多数のご参加をお待ちしています。 

（１）開催日時：平成31年2月12日（火） 14：30-19：30 

（２）場所：レンブラントホテル大分　2Ｆ　二豊の間　（大分市田室町9-20） 

（３）プログラム
１．オープニング

主催者 あいさつ 　大分県知事　　広瀬　勝貞
大分大学学長　北野　正剛
来　賓 あいさつ　 九州経済産業局長　塩田　康一　様
 

２．講演会 
 

第１部 基調講演 

演　題：「新生キヤノンメディカルシステムズの事業戦略-画像診断システムの進化と今後の展開-」
講  師：キヤノンメディカルシステムズ株式会社　取締役専務　信太　泰雄　様
紹　介：平成30年1月に「キヤノンメディカルシステムズ株式会社」へ社名変更。
キヤノンとしても医療分野を成長領域と位置づけ投資を加速する方針。
新生キヤノンメディカルシステムズとして、今後の事業戦略を含めご講演をいただきます。 

 

演　題：「経済産業省における医療機器・ヘルスケア産業政策について」
講  師：経済産業省 ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室長　富原　早夏　様
紹　介：ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院留学ほか、豊富な国際経験を持ち、日米医療機器イノベーションフォーラムなどでもご活躍され、前職はヘルスケア産業課総括補佐。
今回は医療機器のみならず、ヘルスケア産業政策全般など広い視点からご講演をいただきます。 

第２部 医療関連産業新規参入促進セミナー 

演　題：「医療機器新規参入で当社が学んだ成功と失敗の要因」
講　師：株式会社スズキプレシオン 取締役会長　鈴木　庸介　様
紹　介：金属加工技術を武器に一般産業分野から平成17年に医療機器産業へ新規参入。
インプラント部品供給、手術機器の開発で医療機器関連を売上の柱に育てる。
平成29年春の叙勲にて経済産業省推薦・藍綬褒章を受章。
今回は成功と失敗の経験談を交えてご講演をいただきます。 

３．交流会（希望者のみ） 18時00分-19時30分
※交流会の参加費は、1人3,000円です。事前にお申込みの上、受付時にお支払い下さい。 

（４）申込方法
参加希望の方は、下記様式に団体・企業名、参加者氏名、連絡先等をご記入いただき、平成31年2月5日（火曜日）
までにＦａｘまたはメールにて下記の宛先までお申し込み下さい。
詳細・お申し込みはこちら

（５）申し込み・問合せ先
大分県商工労働部新産業振興室 担当：渡辺・溝口
〒870-8501　大分県大分市大手町3-1-1
Tel 097-506-3269（直通） Fax 097-506-1753
e-mail：mizoguchi-takehiro@pref.oita.lg.jp