大分大学
附属病院 放射線科
講師
山田 康成
専門分野
腹部放射線診断学
研究概要
1.検出器CTによる膵・胆管周囲のリンパ路の解析
本研究は,多検出器CTを用いてこれまで検討されていない正常および異常な膵・胆管周囲リンパ路のパターンを解析し,基礎医学・臨床医学の観点からその意義を確立することを目的とする.
2.膵管内乳頭粘液性腫瘍の非典型症例のCT,MR画像と病理学像との対比
膵管内乳頭粘液性腫瘍の手術症例40例のうち,膵管内出血や腹腔内破裂,胆管や腸管への穿孔など稀な合併症を来たした症例のCT,MR画像を評価し,病理像と対比するとともに,その原因について検討する.
3.膵管状腺癌の3相Dynamic CTの造影パターンと治療(手術,化学療法)成績や予後との関係
膵管状腺癌は一般に予後不良な腫瘍であるが,近年,手術や化学療法など集学的治療により,予後の改善が得られている.同腫瘍の3相Dynamic CTの造影パターンは腫瘍内の線維化や血管構築に影響されることを以前,論文にて報告した.今回その造影パターンと治療成績や予後との関係を検討する.
研究テーマ及び得意とする技術
医用規格デジタル画像データ(DICOMデータ)のViewer
産学連携の実績及び研究提案
医用デジタル画像データであるDICOMデータの閲覧,計測および各種の再構成と出力
キーワード
腹部放射線診断学
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