日本文理大学(大分大学)
福祉環境工学科 建築コース
教授
井上 正文
専門分野
木材利用・木材接合・竹材利用・解体木材利用・木造耐震補強・木質構造設計
研究概要
(1)木材や竹材の利用は,二酸化炭素削減にも繋がる重要課題です。この利用を促進するための基礎・応用研究に取り組んでいます。具体的には,<木材や竹材の強固な接合法の開発>や<金属類を用いない木材や竹材を使った木材接合法の開発>などです。
(2)耐震性の低い既存木造住宅が数多く存在しており、大きな社会問題となっています。このような木造住宅に対する効果的かつ低い工事コストが実現できる耐震補強方法の開発に取り組んでいます。
(3)大分県産スギ材の需要拡大を目指して、スギ材を用いたツーバイフォー工法の技術開発に取り組んでいます。
研究テーマ及び得意とする技術
(1)木材接合法の開発:これまで見た目が美しく,強度性能も高い接合法の開発に取り組み,実用化がなされ,2005年愛・地球博における長久手日本館にも,その技術の一部が採用されました(新聞記事参照)。
(2)木造住宅の耐震性向上技術:既存の木造住宅の約40%は耐震性に問題を抱えています。これらの耐震性向上は緊急の課題です。安価で耐震性に優れた耐震性向上技術に取り組んでいます。
産学連携の実績及び研究提案等
地元企業をはじめ,企業・団体・自治体との共同研究・受託研究を実施しています。産学官連携による,開発助成金への応募・採択にも多くの実績を有しています。技術相談にも応じています。
キーワード
木材利用・木材接合・竹材利用・解体木材利用・木造耐震補強・木質構造設計
お問い合わせ先
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