大分大学
応用化学科
准教授
永岡 勝俊
専門分野
エネルギー・環境・固体触媒・新機能
研究概要
地球環境改善のための固体触媒の研究開発を行っている。特に,種々の炭化水素と水蒸気や酸素から水素と一酸化炭素から成る合成ガスを製造する“改質反応”(例えば CH4 + H2O →3H2 + CO)に用いる触媒の開発を得意としている。共同研究の成果として,大型の天然ガス改質プラントでの使用が期待される高活性,かつ高耐久性を有する卑金属触媒の開発に成功した。また,従来は250℃以上であった酸化的改質反応の駆動温度を0℃まで低温化することに成功し,燃料電池への応用が期待されている。
これ以外にも,燃料電池関連触媒技術として電極を被毒する低濃度CO除去反応に用いる触媒や,自動車排ガス浄化触媒などの研究を行っている。
現在,5つのテーマについて共同研究を行っている。
研究テーマ及び得意とする技術
1. 炭化水素(天然ガス,LPG,ナフサ,廃プラスチック)の改質触媒.
2. 低濃度CO除去触媒
3. 自動車排ガスの浄化触媒
4. 超臨界水中での木質バイオマスからの水素製造触媒
産学連携の実績及び研究提案等
実績:触媒の研究開発(天然ガス改質,LPG改質,ナフサ改質,低濃度CO除去,自動車排ガスの浄化)
研究提案:担持金属触媒を用いた種々の反応の研究が得意です。
キーワード
エネルギー・環境・固体触媒・新機能
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