大分大学
知能情報システム工学科
助教
賀川 経夫
専門分野
コンピュータグラフィックス・画像処理・拡張現実感技術・バーチャルリアリティ・ジェスチャ認識・実世界指向インタフェース
研究概要
画像処理を応用した医用画像診断支援手法
画像診断は、大量の医用画像を精査する必要があり、専門家でも大きな負担となることがある。そこで、必要な画像特徴を音や音楽に変換し、「聞く」ということを併用することにより、「見る」ことの負担を軽減する手法を検討している。また、このような手法を他分野に応用することにより、音と画像を併用する新たな形のマルチモーダルインタフェースを提案する。
拡張現実感を応用したインタラクティブな情報共有環境の構築
最近、拡張現実感(AR)技術がエンターテインメントや広告、医療、工場などの現場で応用されている。AR技術は、現実空間上に現実にはない情報を重畳することにより、新たな付加価値を提供することができる。ただし、現在の主流は、あらかじめ定められたコンテンツを一定の規則によって提示するものであり、情報の流れは一方通行である。そこで、以下のようなことに取り組むことにより、インタラクティブな拡張現実感を用いた情報共有環境の構築に取り組んでいる。
(1)ジェスチャや音声認識を用いた実世界指向インタフェースの構築
(2)コンテンツの分散化に基づいた情報共有環境の構築
(3)HMDやタブレットなどデバイスに依存しないAR環境の設計
研究テーマ及び得意とする技術
1.画像処理技術を中心としたマルチモーダルインタフェースの構築
2. ジェスチャ認識などの実世界指向インタフェースの応用
3.ARを応用した対話ツールの研究
産学連携の実績及び研究提案等
3次元仮想建築システム(3D-VCAM)の研究開発(H16-H17)
キーワード
コンピュータグラフィックス・画像処理・拡張現実感技術・バーチャルリアリティ・ジェスチャ認識・実世界指向インタフェース
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