大分大学
電気電子工学科 電気コース
准教授
槌田 雄二
専門分野
非破壊検査・疲労評価・材質評価・磁気測定・磁気探傷・逆問題解析・最適設計
研究概要
(1)磁気センサを用いた金属疲労および探傷システムに関する研究
(2)ファジイ逆問題境界要素磁界解析に関する研究
すべての工学問題において逆問題は重要な問題である。逆問題解析とは、通常のアプローチとは異なり、出力から入力を、あるいは結果から原因を導出する手法である。逆問題はその問題の本質上、不適切問題となり解を得ることが困難となる。これに対して解の範囲を狭めたり、解のための付加情報を与えることでその解析が行われてきた。近年、ニューロ、ファジイ、遺伝的アルゴリズム等の手法が逆問題解析手法に適用されつつあるが、人間の知識ベースを生かすことが出来るファジイ理論は、それらの中でも逆問題解析の手法として有用であると考えられる。本研究は、ファジイ理論を用いた逆問題解析手法を確立し、その手法を電気機器の最適設計、磁気センサを用いた構造物の非破壊検査手法(欠陥同定問題・損傷同定問題)等に適用することを目的としている。
研究テーマ及び得意とする技術
・電気機器・誘導加熱装置などを含めた電磁応用装置の最適設計技術
・磁気探傷技術
・磁気センサによる金属疲労評価技術
・電気機器・誘導加熱装置・電磁応用装置
・非破壊装置(磁気探傷システム)
・磁気センサ?による金属疲労評価システム
産学連携の実績及び研究提案等
磁気工学に関する分野全般(電磁現象を用いた装置、非破壊検査技術)
キーワード
非破壊検査・疲労評価・材質評価・磁気測定・磁気探傷・逆問題解析・最適設計
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