専門分野

音声認識・雑音環境下・ウェーブレット・ケプストラム・FFT

研究概要

（１）ウェーブレット変換を用いた音声認識

　近年，様々な場面で音声認識の技術は使われ製品などに組み込まれはじめている。また，音声認識による入力は非接触型である点なども大きな特徴であり，環境福祉分野をはじめとする応用分野も限りなくあり，今後ますます必要とされる重要な技術である。しかし，現段階では，非常に条件の良い状態でのみ有効で悪条件では認識が難しい。このような悪い環境下，特に雑音環境下での音声認識を行っている。この手法として，従来から信号処理などの常套手段として用いられるフーリエ変換をもととする手法があるが，更なる認識率の向上を目指すには他の手法を用いて複数の手法を複合的に用いる必要があると考えられる。

　そこで，比較的新しい手法であり，時間と周波数の両領域にまたがって解析するウェーブレット変換を今までの音声認識の技術に取り入れ，雑音環境下での音声認識の向上を目指している。

研究テーマ及び得意とする技術

(1)応用が見込まれる研究成果　　　　

　音声認識の雑音環境下での認識率向上技術又は品質向上技術

(2)応用が見込まれるシステム・製品分野

　雑音に強い音声認識システム

産学連携の実績及び研究提案等

信号処理

キーワード

音声認識・雑音環境下・ウェーブレット・ケプストラム・FFT