専門分野

コラーゲン・ペプチド・生物活性・組換えタンパク質

研究概要

　近年，コラーゲンは化粧品や健康補助食品として広く知られています。未だその作用については科学的には不明な点がたくさんあります。一方，医学の分野ではバイオマテリアルとしてヤケドの治療，手術時の止血剤，あるいは人工皮膚や人工血管などの人工臓器にも用いられています。本研究では種々のコラーゲン分子に由来するペプチドの生物活性についての研究を行い，補助食品や医薬品として可能性あるペプチドを得ることを目的にしています。

研究テーマ及び得意とする技術

1.コラーゲン由来ペプチドの生物活性

2.組換えタンパク質の作製

3.コラーゲン抽出

4.その他，分子細胞生物学に関する一般的技術

産学連携の実績及び研究提案等

　コラーゲン及びその遺伝子に関する基礎研究を長年行っています。生物活性ペプチドの商品化を推進できるパートナーを求めています。

キーワード

コラーゲン・ペプチド・生物活性・組換えタンパク質

　現在，上記各コラーゲンa鎖の各領域（Col領域，Cpp，Npp，AD）のペプチドを作製し，基礎研究を行っています。（文献：Yamaguchi K et al, Matrix Biol. 24, 283-294, 2005）