専門分野

臨床心理学・高齢期心理学・力動的個人心理療法・ライフレビュー

研究概要

　臨床心理士として、高齢者に対する心理療法について研究している。高齢期には自身の人生を振り返り、肯定的側面も否定的側面も含めて、唯一1回限りの人生を受け入れていくことが課題となる。それを促進、援助する方法がライフレビューである。

　近年、高齢者のあいだで「自分史」の執筆がブームとなっているが、それもライフレビューのひとつのかたちである。悩みや問題を抱える高齢者だけでなく、心理的に健康な高齢者にもライフレビューは有用なのである。

　さらに、そのような高齢者の心理を理解することは、高齢者施設従事者や家族介護者にも不可欠である。

研究テーマ及び得意とする技術

1. 高齢者に対する力動的個人心理療法の実践研究

2. カウンセリング・心理療法に関する研修・講演

3．認知症高齢者に対する心理療法的アプローチの実践、研修・講演（臨床心理士、高齢者施設従事者、家族介護者など向け）

4. 高齢者に関わる人（臨床心理士、高齢者施設従事者、家族介護者など）に対する「高齢者の心理」に関する研修・講演

5. 高齢者施設に対するコンサルテーション（相談）

産学連携の実績及び研究提案

1. 介護老人保健施設における、高齢者に対する力動的個人心理療法に関する研究

2.研究提案：高齢者施設における臨床心理士の活用に関する実践研究（心理療法の実践や研修、コンサルテーションを含む）

キーワード

臨床心理学・高齢期心理学・力動的個人心理療法・ライフレビュー